■ ID | 144 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 磁場を用いたTiO2光触媒用ニッケル粒子析出表面の形成 |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 永井寛 Hiroshi Nagai 埼玉県工業技術センター 走出真 Makoto Hashidide 埼玉県工業技術センター 森本良一 Ryoichi Morimoto 埼玉県工業技術センター 杉山敦史 Asushi Sugiyama 科学技術振興事業団 青柿良一 Ryoichi Aogaki 職業能力開発総合大学校 |
■ 出版元 | (社)表面技術協会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第105回表面技術協会講演大会、平成14年3月15日 |
■ 抄録・要旨 | 紫外線により、様々な有機物質やNOxなどの汚染物質を酸化分解することが知られているTiO2光触媒を高効率に大気浄化に応用するため、磁場を利用し、TiO2を3次元的に配置させた広い表面積を有するTiO2共析材料の作成を試みた。
ニッケル粒子とTiO2触媒存在下での銅の共析めっきに磁場を作用させたところ、強磁性体であるニッケル粒子が磁場によって垂直方向に積み上がり、析出した銅結晶がバインダーとして働いたと説明できる針状突起を有する表面形状が得られた。また、突起部および底面の銅めっき皮膜状にTiO2光触媒粒子がほぼ均一に取り込まれたことがエネルギー分散型X線マイクロアナライザー(SEM-EDX)よって確認された。さらに、電析初期における表面観察の結果、MHD流れに起因すると判断される特徴的な針状突起が確認された。 |
■ キーワード | 光触媒、磁場効果、強磁性体、針状突起、ニッケル粒子 |
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